帰りしな、車から流れるラジオから、
DJが EDDIE VAN HALEN の1周忌を
知らせていた。
「もう、1年も経つのか…」
時は長いようで短い…。
短いようで長い時も有るけど。
高校生の夏休み、
洋楽好きになっていた自分は、
とんでもない1枚に出会ってしまった。
まだまだ、ウブな自分は、
それまではハードロック=五月蠅い(うるさい)
と思い込んでおり、どちらかといえば、
耳障りの良い曲を好む傾向にいたのに、
この一枚が、あっという間に、自分の心を鷲掴みにしてしまい、
夏の暑さと相まって、けたたましささえも、心地良く感じて、
この青い夏のヘビーローテーションとなり、
そして、30年以上経ったにもかかわらず、未だもって愛聴盤だ。
誰がなんと言おうと、テンションを上げたくなる時の1曲は、
この色褪せない『JUMP』なのである。
この曲の入っている通算6作目の『1984』
思わず壁にかざりたくなるような、LPジャケット(この頃はまだレコード)。
ヘビーでありながらPOP。
唯一無二なギターサウンド。
一曲目のシンセサイザーからの2曲目の『JUMP』への入り、
そして、3曲目で畳みかけるような『PANAMA』。
この頃流行っていた、眠い目を擦りながらテレビを観ていた『ベストヒットUSA』
(洋楽の情報はこの番組から仕入れていた)
でも、ヘビーチューンで流れていて、
滅茶苦茶難しいであろうフレーズでさえも、
満面の笑顔で難なく弾きまくる、Eddie van halenの姿に、
ギターを弾けない、弾けるあろうはずがない自分でさえも、
エアギターをしてしまうほどの魅力が、この一枚にはぎっしり詰まっていた。
LIVEも大阪と名古屋で2回観に行ったなぁー。
大阪の時のvoはサミーヘイガーで、
名古屋の時のvoはゲイリーシェローン(元エクストリーム)
で、名古屋の時にはBassのマイケルアンソニーのピックをゲットして、
今も家に飾って有って宝物の1つ。
と、いう事で、ハードロックで一番最初に好きになったのはVAN HALEN(EDDIE)
だったというお話し。
初心者だったら、まずはこれが入門編かな。
EDDIE死すとも、彼のギターサウンドは永遠に残る。
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