沖縄 久高島 猫

写真
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久高島。

沖縄、南部に在り、沖縄本島から船で15~20分程度の周囲8キロメートルの

人口230名程度の小さな小さな細長い形をした離島。

那覇空港から、南東へ車やバスで1時間程度の移動。

安座真港よりフェリーか高速船で、

15~20分程度船に揺られると到着します。

バスとかもメチャメチャ風情が有ります。

バスで行くと、いきなり、途中で乗り換えになります。

知らない人は、「えっ!えっ?、まだ着いていないのにー」

とプチパニックに陥ります(笑)。

ここに初めて足を踏み入れたのは、

人によっては大昔の人もいれば、

またある人にとっては、ちょっと前の、2013年の事。

恐る恐る少し緊張しながら船を降りた時の事は

今でも、鮮明に覚えている。

なぜなら、ここは神の島と呼ばれていて、

招かれない客人は、何度チャレンジしても

決して入島することが出来ないと言われていたのを知ってしまっていたから。

古くは、琉球の創生神が、この島に降り立って、国づくりを始めたと言われている、

沖縄聖地の島だと知り、

この島に出かけてみようと思い立ったので、

畏怖の心も持ち合わせていたことが、

自分の心に緊張を走らせていたのかもしれない。

それから、10年。

時は流れ、一年に何度も訪れるようになるほど、

すっかり大好きな場所になってしまった。

何もない場所、自然の音しか聞こえない場所。

波の音、風が葉を揺らす。

鳥がさえずり、遠くに聞こえるフェリーの駆動音。

見渡す限りの自然が織りなす景色。

それがただただ素晴らしい。

時間を一切気にすることもなく、

好きなように、時間を贅沢に使えることを教えてくれた島。

そんな島に住む、猫たちも、実に自由で気ままに過ごしてる。

人間達を一切怖がることもなく、

むしろ、「主役はこちら」と言わんばかりだ。

そのお陰で、いつも来訪する度に、

代わる代わるでモデルになってくれて、

ナイスショットを提供してくれている。

この写真もそう。

街では、絶対有り得ないポージングだもんね(笑)。

あの猫の写真で有名な岩合光昭氏も、ここに滞在して、

長期で撮影を行ったそうである。

その時の記録は『世界ネコ歩き』で放映されていて、

自分もNHKで放送された時は、ハードディスクに録画して、

もう何十回と観て、癒され、そして想いを馳せている…。

↑こちらはDVD

↑こちらはブルーレイ

ちなみに、この岩合氏が監督したという映画は

愛知県の佐久島という、これまた離島で

『アートの島』と呼ばれている島で撮られた作品なのでR。

自分も何回も撮影に出向いている島なのでありまする。

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